脱毛の知識一覧
毛はなぜあるのでしょうか?
毛はただ無意味に生えているわけではありません。
毛は無駄なものと思ってしまいがちですが、ちゃんと役割があるので存在しているのです。
その役割とは、
①保護のため
②無駄なものを体内に取り入れないため
③体温調節を楽にするため
④体内物質を出すため
などがあります。
また、これらに加えて各部分の毛の、主な役割を知ると、毛の大切さが分かると思います。
髪の毛
まずは髪の毛です。
頭は体の一番上にあります。ですから日差しを受けやすいです。強い日差しは浴びすぎると日射病や熱射病になります。それを防止するために髪の毛は生えています。極度の日差しの場合は回避できませんが・・・。
そして、頭には体のあらゆる機能を動かすコンピューターとも言える脳があります。もし、何かが落ちてきたりした時に、軽減するためにも髪の毛は存在します。
まつ毛・眉毛
まつ毛・眉毛の役割です。
目は皮膚などに覆われていません。当たり前ですがごみなどが入ると痛いです。それを防ぐためにまつ毛は存在します。
眉毛は目に汗などが入らないようにするために存在します。
鼻毛
鼻毛は空気中にある細かいホコリ、ゴミなどを吸い込み、体内に取り入れてしまわないようにするために存在します。
腕毛・脚毛・ワキ毛
腕・脚・ワキの毛は、皮膚が体温調節をしやすいように、発汗をしやすくするためと、体内からの分泌物を出しやすくするために存在します。
加えてワキ毛は、洋服とこすれることを防止したり、皮膚同士がこすれあうことを防止する存在でもあります。
陰毛
性器の周囲の毛は男性・女性ともに遺伝子を残すうえで大切な箇所を衝撃から守るため、体内に不必要なものを取り入れないようにするために存在しています。
以上のように、ムダ毛といわれている毛にも存在する意味はあり、実際は無駄な毛はないということが分かります。
毛幹
目に見えている毛のことで、毛穴から出ている毛のことを毛幹といいます。
毛幹は3つの構造に分かれています。
①毛髄質(メデゥラ)
毛の一番中心部にある。泡のような構造となっています。保温の役割を持っています。
②毛皮質(コルテックス)
ケラチンという物質が主成分で形成されています。多数のたんぱく質の繊維が重なったような構造になっています。毛髄の外側にあり、毛幹の大部分を占めています。毛にコシやしなやかさを生むのに必要な部分です。
③キューティクル
一番外側にあって毛小皮とも呼びます。非常に薄い膜が4~8枚うろこ状に構成されています。外部からの刺激・細菌などから守る役割を持っています。
毛孔
皮膚の表面に出てくる箇所で、皮膚でいうと毛穴と言われている所のことです。
毛根部
皮膚よりも下にある目に見えない部分の毛を毛根部と呼びます。
毛孔から下にある部分の毛のことをさします。
毛を包みこむ毛包のなかで、毛が発毛していくための毛乳頭、毛母細胞が存在します。
毛包
毛根全体を包み、毛球部分を包んでいる組織の事です。
毛周期によって変化するために毛の成長に大きな役割を果たす部分です。
胎児のおよそ6ヶ月にすべての毛包が完成するといわれている。約10万位の数があるといわれています。
毛球
髪の根元にある毛包のうち、皮膚の内部に存在する毛根部の最下部にある膨らんだ部分のことです。毛母細胞と毛乳頭から形成されている箇所です。
ここで毛の活力が分かると言われています。
毛乳頭
毛を作る基になる箇所で、毛に必要な栄養素を吸収する部分。
毛母細胞に囲まれている組織です。
毛乳頭にはたくさんの毛細血管が張り巡らされており、良い毛を作り出す際には太さや寿命を決める源となるために、血行が良いことが大切です。
毛母細胞
毛母とは毛の母であり、供給源というべき箇所です。ここから毛が生まれます。
また毛母の隙間には毛幹(外から見える毛)に色素を与えて、メラニンを生み出す細胞があります。
これがメラニン色素というものです。
毛に色をつけ、紫外線などの外から受けるダメージを防ぎます。
毛は皮膚の外に見えているものがすべての毛ではありません。
箇所にも寄りますが、10~30%程度の毛しか皮膚の外に出ていません。
今、皮膚の上に見えている毛は成長期の毛です。
髪の毛はいずれ抜けます。
自然に抜ける抜け毛は、細胞分裂がとまってしまい、毛根が押し上げられ、毛乳頭という毛の成長を促す部分が毛球部から離れてしまうことで起きます。
髪の毛だけではなく、他の毛も同じことが言えます。
この時期を退行期または移行期といいます。
成長期・退行期を経て、最後に休止期が訪れます。
この状態は毛の部分が栄養を吸収する毛乳頭という部分と離れているために成長もせず、お休みをしている状態です。
毛はこの3つのサイクルを繰り返しています。
だから、目に見えている毛がすべての毛ではないのです。